2020-09-09

鯖江のメガネ~薄顔に似合う黒縁メガネを求めて~


 
 
 

新しくオープンする商業施設「日比谷OKUROJI」の出店リストを見てたら、「さばえめがね館 東京店」を見つけ、黒縁メガネ熱が再燃しています。
 


鯖江といえば”メガネの街”で有名ですが、実は私もそのメガネに魅せられた一人でした。
 

■ 鯖江のメガネとの出会い

原宿にある「Opticien Loyd(オプティシァン ロイド)」で、”アンジェラ・アキさんのメガネ”として有名な黒縁メガネ『CL-02』を持ってました。
 

(画像はネット上からピック)
 
 
ロイドさん側からすると、「まだ、その話をしてるのか」と苦い顔をされそうですが、いま再発売されても、即完売するぐらい人気のあったメガネです。
 
しかし、不注意で『CL-02』を壊してしまいました。
 

■失われたメガネを求めて

『CL-02』を企画制作したメーカー「PERFECT NUMBER」に、修理依頼や再販予定を確認しましたが、メガネのよろい部分の修理は難しく、とても高くつくといわれました。(いまとなっては、数万円かけて修理していればと思います)
 
 
 
ただ、修理したメガネは「修復部分が弱くなるためオススメしない」とのことで、ステキな思い出のままお別れできたので良しとします。

再販予定はなく、「CL-02M」や「CL02A」といったリモデル版を案内されましたが、フレームの厚みや形、雰囲気が異なってて断念したと記憶しています。(『CL-02』の何が良かったかは後述します)

企画元の「PERFECT NUMBER」名義のメガネも見ましたが同様に雰囲気が異なっていました。

そこで、メガネのスペックを記録し、未来のプロダクトや別メーカーへ希望を託すことにしました。(将来のために写真を残した自分を褒めたいです)

 
 
 
メガネのスペックをまとめると下記の通りです。
  • ブランド「Opticien Loyd(オプティシャン ロイド)」
  • メーカー「PERFECT NUMBER」
  • 型番「CL-02」
  • サイズ「52ロ17-140」
  • スクエア、黒縁メガネ!
  • レンズ高さ30 mm以下(あいまい)


条件に合うメガネを探したところ、ピックアップした結果。
形はすごく似ていますが、伊達メガネのためNG。


サイズ:53□16-140、レンズ高さ:28mm
サイズは近く、レンズ高さも近かったですが、ブラックではないためNG。


サイズ:52□16-140、レンズ高さ:31mm
見た目はドンピシャですが、レンズ高さだけが31mm。試着してみたいですが、うっかり買ってしまいそうで保留。
 
 
サイズ:53□17-140、レンズ高さ:30mm
そもそも色がブラックではないですが、このメガネを見て、「レンズ高さ28mm」ぐらいがベストと思い始める。


この辺りまで探した時点で、まだ自分の中で購買の機は熟していないと感じ、決断を未来へ先送りしました。
 
 

■そもそも『CL-02』の、なにが良かったか?

当時、2015年頃はウェリントンが流行っていて、太めの黒縁ウェリントンフレームや、ワイヤーの丸メガネなど、大きなレンズで柔らかい雰囲気(少し間の抜けた感じ)を醸し出していた時期でした。
 
そこをいくと細身の黒縁はシャープさがあり、時代の逆を行く、過ぎ去ったモデルのようでした。(そのため、メーカー側でも再販予定がありませんでしたし、別メーカーで似たモデルを見つけることができませんでした)
 
ただ、日本人×メガネを考えた場合、欧米人のようなメガネを上手に合わせるのも良いですが、それが得意ではない顔立ちや嗜好の人もいて、皆がみな、トム・フォードのような雰囲気を目指したいわけではありません。

(『シングルマン』は大好きな映画です)

 
ハッキリした顔立ちのトム・フォードがゴールデン・レトリバーだとしたら、薄っすらとした顔立ちの和風・日本人は秋田犬や柴犬といえます。(アンジェラ・アキさんはレトリバーですが)

無理をせず、「日本人に合う、日本人のためのメガネ」を考えたとき、国産のシャープな黒縁メガネは、和風の顔立ちに似合うメガネだと推測します。
 
 
例えば、彫りの浅い人がRay-Ban(レイバン)のティアドロップをかけても、メガネを眼底で支えられないため、本来のデザインを保てないのと同じです。

あのメガネは、彫りの深い欧米人向けにつくられているため、彫りの浅い日本人がかけてもしっくりこない理由はそこにあります。

もちろん、日本人でも骨格や目鼻立ちが欧米に近い人であれば似合いますが、そうでないなら、自分と近い雰囲気用につくられたメガネが、自分の魅力を最大限に高めてくれるはずです。


その考えに、ぴったりハマったのが、『CL-02』でした。


太縁メガネトレンド(ウェリントン)や、丸メガネゆるふわトレンドも終わった感がある、いまのタイミングで、「さばえめがね館 東京店」との出会いでした。


■いまふたたび、鯖江のメガネを求めて

「さばえめがね館 東京店」で、『CL-02』に似た雰囲気の後継メガネを見つけたいと、淡い期待を抱きワクワクしている現在。
 
残念ながら「さばえめがね館」のブランド一覧に「PERFECT NUMBER」は載っていませんでした。
 
しかし、たくさんのメガネが簡単に検索でき、期待が高まります。



サイズ:55□18-145、レンズ高さ:30mm
少し大きくていかつい雰囲気。



サイズ:52□16-140、レンズ高さ:28mm
レディースのようですが、今回の大本命は、このメガネでしょう!
ブリッジ「17→16」がどう出るかと、目尻の「よろい」部分が強いのが気になります。
(本当は、ここにポイントを持ってこないでほしいです)


薄顔の私がメガネを探す場合、メガネに特徴をもたせず、スクエアだけど少しだけ柔らかさのあるデザインが丁度良いです。


結局、
メガネではなく、かけている人に目が向くようなシンプルさ。
それが、『CL-02』の後継メガネに期待していることでした。

(フェイス)派手×(メガネ)派手=欧米系
(フェイス)派手×(メガネ)薄=アンジェラさんスタイル
(フェイス)薄×(メガネ)派手=眼鏡浮き、違和感
(フェイス)薄×(メガネ)薄=和風黒縁
 

メガネを試着した帰りには、「そそそ〜その先へ〜」にも立ち寄りたいですね。